部屋の更新と、前の奥さんと
「獣になれない私たち」を見てたら、部屋の更新のタイミングで結婚する、しないのエピソードが出てきて、Sさんと観ながら妙な感じになってしまった…
というのも、私はもうすぐ部屋の更新があるが、このタイミングで同居はしないことになっている。私もこの町が好きだからあと2年住んでもよいと思っていて(強がりでなく)、週3日は通ってくれているし、共働きが会うにはちょうどいい感じでもあるので、焦ってはいない。
「次。次はもう一緒だからね」とは言ってくれたけど。。。
今日も子どもに久々に会う日とかで、別々に過ごした。
夜、いつも通りに電話で話した。
「今日、衝撃のニュースがあってさあ」と切り出された。元奥さんに男ができたのではないかということをちらと話されたことがあったので、そんな話かと思っていたら、乳がんが見つかって近々検査入院するという。いつもに増して饒舌なSさん、思いの複雑さが伝わってくる。
私は自分の感情が分からない。ただ、少なくとも、「一刻も早く一緒に住みたい、結婚したい」と思っていない自分の状態(今んとこは、だけど、一応働いている、家賃も払って自立できてる。そして彼がいないとダメ、ではない。いないと寂しいけど会うまで我慢できる)でよかったと思った。というか、リアルに乳がん、怖いという思いのが強い。
曲がりなりにも十何年も過ごして子どももいる関係の人ががんと知って、心穏やかではないだろう。子どもだって、今日、父親に打ち明けるの、しんどい思いだったろう。
私は静かに見守るしかできない。見守らなくてはと思う。