htoko’s blog

44歳会社員、女、バツイチ、子供なしの忘備録

非日常はまだまだある。

あの頃は幸せだった…と過去を懐かしみ今を悔いる、っていうシチュエーションにはなりたくないけど。

 

幸せな今は今の「あの頃」を備忘録として残すのだ。


会社の人とどーしてもうまくいかなくて(私だけでなく全体的にギクシャク。人数少ない同士で年中顔を合わせてると煮詰まるっていう、単純な理由もある)、仕事が早く終わった某日、Sさんに今日呑めないかLINE。飲みたい気分なの?といいつつ上野界隈で待ち合わせ、寿司を奢ってくれ、かつその愚痴を聞いてくれた。

貴方は私情が入りすぎ、仕事はもっと淡々と。主張するところは主張して、それで相手が変わらないならもうこっちのせいじゃないの、会社のせいだから気に病むことはないの。

この年で恥ずかしいような愚痴にビシビシ、アドバイスいただく。

よく、「女は悩み相談したとき、アドバイスがほしいんじゃない。ただ聞いて、共感してもらいたいのだ」説あるでしょ?この時の私はそんなことなくて、具体的なアドバイスがありがたく、素直に拝聴できた。

プライドも外して、素直に人の話を聞けるようになったのかもしれない。

それで結構飲んでしまって、、、

初めての(私は)!

ラブホに泊まって、幼少時の!おとーさん以来の(数十年ぶりの!)一緒にお風呂にはいってしまいました。(男と風呂なんて温泉でも入らないよ!ずっと独り暮らしだからラブホ不要だよ!)

うんうん、四十越えでも未経験なものはいっぱいあるということで。

アメニティ充実!ビデオも観られて風呂も大きくてレンジまである。
これでビジネスホテルより安いってどういうこと~


朝。コーヒーだけ飲んで生まれて初めて迎える、見知らぬ町の朝。朝八時には出社というSさんと交差点で別れてから、一駅歩いていつもと違う地下鉄に乗って、会社の近くの喫茶店でクロックムッシュトーストとコーヒーを飲んだ。いつもの出勤が、角度を変えただけで全然違うように思えた。

そして、なんか、いろいろスルーして、悩まずに一日終えられた。

ふいに来る非日常は、まだまだ転がっている。

イライラの逃しどころ

今年、私45歳になろうというのに

ストレスの逃し方が相変わらず下手。

自分でいうのもなんだが我慢をため込むのが大得意。

我慢て、その努力誰も見てないから。努力の方向間違ってるから。

 

って思うぐらいの自覚はあるつもりだし、ムカついた顔して相手の「察し」を待つのも、大人げないし(つうか、察されないし)

結構、私その手を使ってしまうので、自分でも感じ悪いと思う。

 

かといって、思い切って「私、あなたのこういうところで悩んでいるので 改善してほしい」ということをやんわり伝えるのはパワーがいる。怒りをぶつけるのも、めちゃくちゃ脳みそに負担(そう、たまにはちゃんと怒る)

 

やってらんない。家に帰る前に一杯やらないと、気持ちの逃しどころがないわ~

駅前で一杯やりたいわー

って人の気持ちがわかる気がしてきた。

 

…っていう話を今、電話でSさんにしたら、なんかちょっと気分が落ち着いた。

人に話聞いてもらうって、一杯と同じぐらいの効果があるかも。

 

私も、自分が気づかないとこで誰かに怒りをためられたりしてるのかなあ。想像すると辛いけど、若いころ親友に「貴方みたいな傲慢な人と付き合えない」と突然言われたというその人、私がもう一回その台詞を数十年ぶりにかけてあげたい人なので、まあ、長生きするんだろうなあ。

 

あー、こんなことで悩んでても悔しいな。

すっかり受け流して、明日は笑顔で、が大人なのかな?

新橋あたりで飲んでいる、仕事、家庭、いろいろ呑み込んで安ウマ立ち飲み屋にいるスーツのおとうさんたちが、神々しく見える。

 

缶チューハイ飲んでねよう。

 

(写真は福島にて。脈絡なし)

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イライラする

オチないです

 

別に、その人のこと好きと思ってるのに、そりが合わない人というのはいるもので。

人の気も知らないで、デリカシーないことばかり言って。キャッキャウフフと、、、

本当に大嫌い。

私がどうにかするしかないんだと思う。逃げるしか。

私のダメなとこは、いったん嫌いになるととことん大嫌い、愛想笑いも出ないこと。

長年の夫婦とか、同居家族とか、イライラしながら一緒にいられる人は凄いと思う。

その人、学生時代に突然、親友だと思ってた人から、あんたみたいな傲慢な人初めて会った、と言われたと言っていた。

その親友、気持ちわかる。

そして、君は親友と思ってた人にそこまで啖呵切られたのに、治らなかったんだね。

 

書いたらスッキリするかと思ったら

全然しねえ~

 

生真面目、不器用、でも下支えしてる人(自分)の心を折ってはいけないと思う。

というか、私、下支えはホントはできないのかもな。ただの不器用、コミュ障なのかもな。そんな気がしてきた。

家事…

新婚の後輩が家事分担で悩んでいる。こないだ、やっと夫が掃除機を初めてかけてくれたとのこと。

共働きなのに。全然変わってないんだなあ。これだけ皆が家事分担で悩んでいるのだから、なんとか、、ほんとになんとかならないかなあ。屋台飯とか

 

さてSさんは月1日子どもの面会日があるので、その週は会えない。

今日もその日で、明日の日曜会う約束してたけどお互いに仕事で疲れ果て体調も悪いので無しになった。その代わり金曜、昨日、ちょっとだけ会おうといわれて会った。神保町の餃子屋で餃子二皿と、おつまみ食べた。ちょっとしか会えなくてもその心遣いがうれしかった。平日のSさんはスーツで、まだ仕事モードが抜けないようなとこがあって、休日増しでかっこいい。

 

今日、ラインが来て小林カツ代のレシピ本の写真。買ったとのこと。

「やったー、つくって~」と電話で言ったら一瞬間があった。「一緒に作ろうじゃなくて『つくって』なんだ…」とのこと。「え」

つくってくれたっていいじゃん。

 

冗談のつもりかもしれないし。ええー、そこは「つくってあげる」じゃないの?いろいろなぞわぞわした思いが湧いてきた。

一緒に住むのはきっとずっと先だけど、これだけでなく、最近、彼の言動の端々に一抹の不安。ぞわぞわする。

 

けど、昔より鈍感になっている自分もいる。もう頑張りすぎないとは決めているし、それを受け入れてくれない人とは一緒には暮らせないけど、受け入れてくれそうな人と思っている。

鈍感バンザイ。

 

 

寂しくない正月(備忘録)

2018年1月1日、両親との新年あいさつを終えたSさん、再びうちに来る。今日は私が取り寄せた宮崎牛ですき焼きの予定。ところが、うちの地元のスーパーが元日開いていると調べておいたのは誤報で、開いていない。ピンチ。Sさんちの方の開いてるスーパーで、春菊、シイタケ、ガスコンロカセットなどを買ってきてもらった。30日に買った自転車で駅まで迎えに行った。

すき焼き鍋がないので久々土鍋ですき焼き。土鍋、古くて汚くなっちゃってるので後ろめたかったけど何も言われず美味しそうに食べてた。実家でも大晦日すき焼きだった、いろいろな人に支えられたありがとうですよ、と言われた。美味しすぎて最後の肉を食べたことしか記憶がない。

2日、近所の神社で30秒ぐらいで初詣してから、秩父宮ラグビー場へ。大学選手権の準決勝、大東文化VS明治、帝京VS東海を見た。せきとりでSさんは緊張していた。この席どうなのと言い合っていたら、前に座っていた東海推しのおとーさんが「ここは特等席だよ」と教えてくれた。後ろの男二人組のオタク解説ぶりが面白くて、しばらくネタにした(箱根駅伝までネット見て実況してた、飛んでいる雀を見て去年は鳩だった、とか、、、そこまで解説するか~)。ラグビー楽しいけどまだまだルール難しい。

身体が冷え切ったので好きな散歩はやめて、千駄ヶ谷まで歩いて新宿に出る。ビックロヒートテックの手袋を買ってくれた。いったん戻って、店員に値段切るように言ってくれた。

新宿二丁目の店に行ってみたけどさすがに2日は休みだった。歌舞伎町の私が知っている台湾料理の店で牡蠣の好きなSさんのために牡蠣オムレツを頼んだ。Sさんは美味しいと言った。それから私が一度行ってみたかった串カツ田中に行って、さらにもう一軒行ってしまった。ぶっちゃけた話がしたかったみたいで、年収とか貯金の話をした。確かに酒が入らないとなんかそういう話できなさそうな私たち。マンションの話も初めてしたけど私は酒のせいでよく覚えていない。

3日は私が実家に帰った。4、5はSさんが仕事、6、7で福島県に1泊旅行に行った。

寂しくない大晦日

Sさんも私も28が仕事終わり。

29、地元の駅ホームで待ち合わせた。車両に乗ってたのでそのまま乗って、12キロ歩いた。途中美味しいパスタ屋に寄った。1460円のパスタセットを食べて、川沿いをずっと歩いた。珍しい駅があって踏切でSさんは急に撮り鉄になっていた。息子さんも娘さんも元嫁の実家に行ったが二人ともインフルエンザとのことだった。「センスないけどあの子たちらしい」と言っていた。

 

前から行きたいと言っていたせんベロ系の店を案内したらSさんは喜んでいた。案内すると言っていたのは、そういや付き合う前、私がこの駅にいたときラインしたんだったなと思い出す。

 

クリスマスがクリスマスらしくなかったので少し残念に思っていたけど、伝わったのか財布を買ってくれるという。でも遠慮して買ってもらわなかった。甘え下手に、おごり下手。

 

昨日は近所の製麺所でうどんと蕎麦、大トロとカンパチを買って、作っておいた牛筋の煮込みと一緒に食べた。今日は仕事処理とかで実家に帰ってしまったがまた明日来る。

 

Sさんが来ると、楽しいけど家事やご飯のことでせわしなくなる。ちょっとイラっとして伝えてしまうこともあるけど、窓を拭いて結露防止テープを張ってくれたり、自転車買うのずっと付き合ってくれたり、あとでそういうの気づく。

 

年末年始は嫌いだったけど、数年ぶりに楽しく感じた。Sさんに感謝したい。

家事分担からの…アジア屋台飯普及を訴えたい

「一人で皿洗ってるときは何とも思わないのに、皿洗ってるときに横で夫

がテレビ見て笑ってると腹立ちますよね。同じ労力なのに」

「わかる」

新婚の後輩との会話。新郎の彼は家事をしないどころか散らかすんだそうだ。

 

家事分担。結婚時、なるべく衝突したくないから気持ちを逃し逃し、共働きながら妻の私が分担多めでやっていた。子どもいないしオトナ2人だし…と、自分をだましだまし、満員通勤電車で帰って自分は適当に食べて、風呂・掃除・洗濯、22~23時仮眠、ご飯作って24時帰宅夫を迎え寝る、翌朝は夫が寝てる間に出勤。

 

疲れが徐々にたまって、余裕なくなってイライラして、今思えば離婚の遠因になったと思う。安野モヨコ美人画報」の名言が浮かぶ。「自分が働いて疲れてるのに、働いて疲れた男を癒やせますか?」(確か)

 

それは男女関係なくて、奥さんが育児ノイローゼという男子は昼休みに会社近くのスーパーで買い物をして会社の冷蔵庫に入れ、すっ飛んで帰りご飯も作る。稼ぐ&家事・2人の育児を一手に引き受けてて、さぞ大変だなあと思っていたら、「昼ごはんの皿も洗わずシンクに残してある」「食べたものをシンクに持ってってさえくれない」

 

…なんとかその状態を改善してはもらえないのか?

 

育休から復帰で絶賛子育て中の友達は満員電車で帰ってスーパー寄って作って、、って毎日やってしんどいって嘆いてた。

 

家事って得意不得意があって独身でもテキパキこなしちゃう人もいれば家にいても苦手な人もいる。でもさー、でもさー、、これだけ家事分担、仕事との両立に悩むカップルが多いんだからさー、何とかならないかと思ってるんだけどさー、、、

 

それで私が思ったのは、台湾の屋台飯。台湾て「食べることだけストリート」がいっぱいあって外食が発達。台湾の友達によると、共働きだから外食か持ち帰りが当たり前、シンクは小さいし若いカップルは料理作れない子も多いとか。

 

安く美味しい、プロの作った出来立て屋台ご飯。日本も食品衛生法とか何だかで路上でお弁当売るのも規制があるらしいけど、日本よりもっと暑いタイとかでも屋台飯文化なんだし、日本でもぜひ。「仕事帰りにスーパー寄る」「作る」「片付ける」がなくなり、そうとうカップルの負担は減るよ。

 

もちろん、手作りしたい人はすればいいけど「でき合いは手抜き」「手作りが愛情」文化から脱したらどうだろう。まあうるさい姑や夫がいる以外は自由にやりゃいいんだから気にしないで冷凍チンすればいいけど(冷凍食品も相当美味しい)

 

妻だった時代、私の中にも無意識に、潜在的に「手作りが愛情」みたいのがあったから。それで疲れてイライラしてたらあれですよね。

 

以下、台湾で食べた屋台飯。200円以内、安い、美味い。薄味で少量だから健康によし。素晴らしい☆

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台北の麺線

 

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嘉義の鳥飯 超絶美味

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台南の粽(ちまき)

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これは台北の朝ごはん 

 

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